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人材派遣と出張・出向の違い

人材派遣と出張・出向は雇用関係によって区別されます。ここでは人材派遣と出張・出向の違いについて解説します。

人材派遣・出張・出向の違いは「雇用関係」

人材派遣・出張・出向とは?

一般的に「出張」とは、ある企業に勤める労働者が、その社員として一時的に社外へ赴き、必要な業務を遂行することです。場合によっては長期出張や海外出張などもありますが、雇用主はあくまでも元の会社であって、業務内容や出張の目的についても基本的に会社から指示をされます。

つまり雇用関係で考えた場合、「出張」の当事者は社員である労働者と、それを雇用している会社の2つだけです。

一方、「人材派遣」では、労働者は派遣会社に雇用された上で、派遣先企業の指揮下で業務に従事します。つまり、雇用関係としては派遣労働者と派遣会社の2つだけが当事者となりますが、実際の業務を指揮命令するという立場として、派遣先企業が関係に加わります。

対する「出向」の場合、まず労働者は出向していく先の会社(出向先)と新たに労働契約を結び、雇用関係を成立させる点が特徴です。なお、業務の指揮命令に関しても出向先の会社が行います

また、出向は出向元となる会社と労働者がどのような雇用関係にあるかによって、さらに大きく2パターンに分類されます。

転籍出向と在籍出向

転籍出向とは、労働者が出向元の会社を退職し、改めて出向先の会社と労働契約を結んで雇用関係を成立させるパターンです。つまり、転籍出向とは実質的に「転職」と同じです。

もう一方の在籍出向とは、労働者が出向元の会社に在籍したまま、出向先とも労働契約を結ぶという、二重の雇用関係が成立している状態です。

人材派遣と在籍出向の違いとは

元の会社と雇用関係を維持している点では、人材派遣と在籍出向は同じですが、出向先とも雇用関係が成立しているという点で、人材派遣と在籍出向は異なります。

また、人材派遣では原則として同一事業所(組織)での派遣期間が最長3年と定められており、それを超えて派遣労働者を使用する場合は、労働者の求めによって派遣先企業が直接雇用を申し込まなければなりません。

しかし在籍出向では法的な期間の上限は定められておらず、会社間の取り決めによって出向期限が定められます。そのため、場合によっては10年以上という長期出向になるケースもあるでしょう。なお、出向期間や上限を設定しないまま社員を出向させる場合、それは転籍出向という扱いになります。

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